
学習支援のノウハウを学び合う、団体同士の見学・交流イベントを実施しました!
新着情報
大吉財団では、小中学生向けに学習支援を行う団体をサポートする一方、団体同士が活動のノウハウを学び合う、交流の場づくりを大切にしています。
BE KOBEメットライフ財団学習支援アワード2025の取組の一環として、12月23日に団体同士の見学・交流イベントを実施しました。見学先は学習支援アワードでブロンズ賞を受賞したNPO法人「インクルひろば」さん(神戸市北区)。見学したメンバーはしんせいCOCO学習室さん(神戸市長田区)と、しずく学習塾(神戸市西区)さんです。

インクルひろばは地域の人々が孤立せず、安心して暮らせる居場所をつくるためにさまざまな活動を展開する中で、週に2回、夕方5時~7時まで、子どもたちの学習支援を行っています。勉強の合間に夕食も提供していて、学習支援と子ども食堂を組み合わせた取り組みが特徴です。

この日は小学4年生~中学3年生まで8人が集まりました。子どもたちは来た順に席に着き、自分のペースで勉強を進めます。
その様子を見ながら適宜アドバイスしたり、質問に答えたりするのは、もともと学習塾に勤務していた近澤武生さん・麻美子さん夫妻を中心としたスタッフたち。小学校~高校までの5教科すべてを指導し、あっちでは英語、こっちでは理科や数学……と、一人ひとりの課題に合わせて臨機応変に対応されていました。


見学した他団体の方々からは、運営・指導体制などについての質問が。 近澤さんたち、インクルひろばの皆さんがその場で説明してくださり、団体間でさまざまな情報交換ができました。

最後に、見学した方々に感想を聞きました。
「私たちのところでは、子どもたちに決まった時間に来てもらい、生徒1人にスタッフ1人がつく個別指導スタイルを採っているのですが、インクルひろばは『来たい時間に来ていいよ』というスタンス。スタッフも担当を決めず、みんなそれぞれに生徒の様子を見ながら声をかけていました。自由度の高いやり方でも、子どもたちがしっかり集中して取り組んでいたのが印象的で、私たちもスタッフの役割分担や座席の配置など、工夫できることがあるかもしれないと思いました」(しんせいCOCO学習室さん)
「5教科を教えられる“先生力の高さ”を目の当たりにして、私たちの活動でもスタッフの指導力を上げる取り組みが必要だなと感じました。いつ来ても良いという“ふわっと感”も素敵ですし、子ども食堂から派生して、本当に困っている家庭の子どもたちがアクセスしやすい環境があるのもすばらしいと思います」(しずく学習塾さん)
大吉財団では今後も学習支援団体を後押しする取り組みを企画しています。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!